努力が報われる人、報われない人
こんにちは。キャサリン門田です。
さて、冒頭の質問、あなたは、どのようにお考えですか?
努力が報われる人と、がんばっても報われずに悲しい思いを抱える人がいます。
両者は、何が違うと思いますか?
私は、企業の人事制度でコンピタンシーモデルを設計するために、いわゆる社内の「デキる人」「ふつうの人」「残念な人」からインタビュー調査をすることがあります。
同じ職種、同じ職場で、同じように頑張っているのに、働く人の個人差は大きく開いていきます。
ある人は「デキる人」と高く評価され、高額の能力給やボーナスをもらい、短期間のうちに昇進昇格していきます。
花形のプロジェクトに抜擢されて、ますます実績を積み重ね、どんどん「仕事ができる人」として成長していきます。
一方で、がんばっているにもかかわらず、「残念な人」扱いされてしまい、最低限の査定に甘んじて、雑用を押し付けられる人もいるわけです。
あなたは、どちらに近いでしょうか?
客観的にインタビューしてみると、その違いは歴然なんです。
「デキる人」は、いかにも「デキる人」らしい発言をします。
着眼点もさすが、質問に対する回答もさすが。
一方で、「残念な人」は、もう発言から残念。
発言の内容も表現も残念。論点もズレまくり。
話を聞いているのがつらくなります。
とはいえ、ここが大事な点なんですがね、
「デキる人」と「残念な人」との間で、実績や能力はたいした違いはないんです。
むしろ、「残念な人」の方が、良い人だったりするほど。
では、何が、どのように違うのでしょうか?
実は、ちょっとした違いなんです。
その「ちょっとした違い」を理解しているかどうか?
それが、同じ会社・同じ職場にいても、天と地ほどの待遇の違いをもたらすわけなんですね。
その「ちょっとした違い」を知っている人は、自分が少し努力しただけで、充分に報われていきます。
お金や待遇、上司の接し方、担当プロジェクトなどで。
反対に、その「ちょっとした違い」を知らなければ、必死に頑張っているのにもかかわらず、努力が報われず、「どうして私ばっかり、こんな目に遭うんだろう?」と嘆き悲しむことになるんですね。
こうして、同じ職場・職種・仕事でがんばっているのに、「デキる人」と評価され、努力が報われていく人がいる。
「残念な人」扱いされ、努力が報われない人がいる。
不公平じゃないか! そう感じる人もいるかもしれません。
でも、人事部門や上司の目から見て、両社の違いは歴然。
その違いを「理解していない本人のせい」なんですよ。
そこで、この辺のお話を、ミニセミナーで詳しく皆様にお伝えすることにいたしました。
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<主な内容>
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3月2日(土)10:00〜12:00
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- 2019.02.08 Friday
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