なぜ彼が社長になったのか? 見習いたいこと

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。 

 先日、ある大手企業グループの一社で、管理職向けの研修を担当させ
ていただきました。

 いつもの研修では、私は受講者(参加者)の様子が気になるのですが、
先日の場合は、「ほ〜」と感心しながら拝見していたのが、その会社の
社長さんの様子です。


 その社長は、まず、研修会場に誰よりも早く入室して、照明をつけ、
机の配置を直し、受講者の受付を開始しました。

 それが一通り終わると、ご自身で使うPCを設置し、プレゼンの準備
に余念がありません。

 社長からお話しいただく内容が終わった後でも、ずっと受講者の様子
を観察し、演習の様子も間近に見に行き、社員一人ひとりの状況を
つぶさに見ていきます。

 私が講師としてお話しすることに関しても、受講者の誰よりも真剣に
聞き、ノートを取っていきます。
 管理職向けの研修内容といえども、ご自身にとって役立ちそうなこと
を貪欲に学習しているわけです。

 そういう社長の姿を見せられている社員は、サボるわけにいきません
よね?

 休憩時間には、さらに別の一面を見せていただきました。


デキる人の第一条件=先を読んで行動する力

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。 

 以前、ある企業の社長が、こんな愚痴をこぼしていました。

「応接室にタバコを持ってくるように頼んだら、タバコだけを持ってき
 た社員がいて、後から叱ったよ・・・」

 さて、このセリフを、どのように思いますか?

 最近では、こんなふうに思う人も多いのだそうです。

「タバコを頼まれたのだからタバコを持っていく。
 それの何が問題? どうして社員は叱られないといけないの?」

 しかし、残念ながら、こう考えるタイプの人は、上司や同僚から
「想像力と思考力が欠如した人」
「モノを考えられない」
「気の利かない人」
「イチイチ細かいことを指示しないと何もできない」
という烙印を押されてしまうでしょう。

 なぜならば。

 上記の社長が期待していたのは、「タバコを吸う」という結末であり、
そのためには、タバコ自体はもちろん、火をつけるライターと、吸い殻
を入れる灰皿も必要になります。

 ですから、社長が期待したことは、
「タバコと、それに必要なもの一式をもってくる」ことでした。

「タバコだけ」では、役に立たないわけですね。


 ところで・・・。

 もしも、この「タバコだけ」を届けたタイプの人が、顧客対応業務を
担当していたら、どうなるでしょうか?

わかった「つもり」から脱出する方法

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 企業の経営幹部向け研修でよくお話しすることですが…。

 さすがに大手企業の幹部研修に参加するような方々は、日頃から本を
読み、研修やセミナーに参加しているので、多様な知識をもっています。

 ただ、その「知っていること」「勉強したこと」を、実際にどれだけ
行動に移して業務上の役に立て、成果を出したでしょうか?
…と質問すると、圧倒的多数の方が俯いてしまいます。

 ここに、落とし穴があるのです。

 そもそも、理論や知識は、業務で役に立て、成果を出すために勉強し
ているはずですよね?

 ところが、勉強熱心な人ほど陥りやすいのが、「知って満足」してし
まい、「本を読んで満足」してしまうことです。
 ただ、自分の知的好奇心を満たして終わり。

 そんな状態で「知っているよ」といっても、少しも自慢になりません。

 どんなに熱心に勉強しても、誰の役にも立たない知識、仕事に活かせ
ない知識では、自己満足に過ぎません。

 やはり、勉強したことは、仕事の場面で実際に行動してみて、成果に
つなげるべきですよね?

 そこで、「過去に勉強したこと」「学んだこと」を演習でやってもらう
と…。
 たいてい、驚くほどデキないことに、当の本人が気づきます。

 つまり、勉強したことが「頭の中の不良在庫」になっているだけで、
「勉強して、わかったつもり」になっていただけだということです。


 では、本で読んだこと、講義で聞いたことを、「本物の能力」に変え
ていくには、どうすればいいのでしょうか?

 それは、実行してみる以外にありません。

 しかも、一度や二度ではなく、何度も繰り返して実行することが大事
です。

つながりや絆が求められるけれど…

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 皆様は、Twitter や Facebook をご利用されていますか?

 うまく使えば、メールよりもずっと速く楽に簡単に、知り合いと
メッセージ交換ができるので、私は「仲良し」の人との間で、頻繁に
利用しています。

 メールのように、相手の会社名や名前、役職を書いたり、要件の前後
に社交辞令のようなメッセージを追加する必要もありません。

 いきなり要件だけをピンポイントで伝えられるので、早さと簡単さで
は非常に便利なツールと言えるでしょう。

 とはいえ、それは、お互いによく知っている人同士の間のお話。



 最近、こういうメディア経由で頂くメッセージに、違和感を感じてい
ます。

 たとえば、Twitterの場合なら、「フォロー」してくださった方に
こちらから「フォロー返し」をすると、よく、こんなメッセージが届き
ます。

「このたびはフォロー返しいただきまして、ありがとうございます。
 このご縁をいただいたことに深く感謝いたします」

 Facebookなら、「友達申請」してくださった方を「承認」すると、
同じように、こんなメッセージが届きます。

「このたびは友達申請を承認いただきまして、ありがとうございます。
 この絆を大事にしていきます。ありがとうございます」

 どのように思われますか?

 善意に解釈するならば、こちらが画面上のボタンを「ポチっ」と押し
ただけで、このようにご丁寧なメッセージをいただくのですから、
相手の方のことを「ご丁寧な方だなぁ」「マメだなぁ」と思います。

 とはいえ、文面通りに解釈するなら、「ご縁をいただいて〜」
「この絆を〜」という言葉に、不気味さ、怪しさを感じませんか?

 しょせんはメディア上の形式的な「つながり」であり、そのご本人の
ことをよく知っているわけでもなければ、会ったこともありません。

 しかも、メディア上の「フォロワー」や「友達」が数千人、数万人の
規模になれば、いちいち一人ひとりのことなど確認もできません。

 言葉の上では「ご縁」「絆」と言っているけれど、実際の関係は、
ただの「数字の一人」でしかないでしょう。

 アチラにとっても、コチラから見ても…。


次々に夢を叶え、利益を手に入れる人の特徴

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 先週、ある著名なビジネスマン向け雑誌から取材を受けていました。

 いただいたご質問の一つが、
「次々にアイディアや企画を出せる人とそうでない人の差は、どこに
 あるんでしょうか?」

 私からの回答は、こうです。
「その違いは、思考筋の強さで決まります」

「シコーキン? 何ですか、それ?」
 
 ・・・ここから、詳しいインタビューとご説明に入りました。

  ***

 さて、「思考筋」とは、粘り強く巧く考えることで、望む答えを
導き出す力のことです。

 ちなみに、「思考筋」は、私の造語です。<商標登録出願中>
 人体解剖図を見ても、そういう名称の筋肉は存在しません。
 
 
 何かの目標を達成しようとするとき、夢を叶えようとするとき、また、
ビジネスで利益を得ようとするとき、たいていの人は、まず初めに
「アイディア」を出しますよね?

 次に、そのアイディアを具体的な実行計画に落とし込み、その通りに
行動し、一定の期間が経つ頃に、その結果や成果を手に入れるでしょう。


 ところで、一番最初に「アイディア」が思い浮かばなければ、計画も
行動も、もちろん成果も存在しえません。

 また、「アイディア」なら、何でもいい、というわけではありません。

 時代遅れ、陳腐、非現実的なアイディアでは、いくら一生懸命に行動
しても、嬉しい成果は手に入りません。

 むしろ、アイディアの質が悪ければ、ムダな行動をして、時間とお金、
エネルギーの無駄遣いになってしまいます。


悪い環境や状況から脱出するための唯一の方法

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 人間には、国も人種も共通して、「困った習性」があります。

 実は、企業向けの組織変革コンサルティングでも、個人向けのカウン
セリングでも、この「困った習性」にフォーカスすると、確実な変化を
起こせるようになるものです。

 困った習性には、いくつもの種類があるのですが、そのうち最も代表
的なのは、「人は、無意識のうちに同じことを繰り返す」というもの。

 企業の場合は、形や場面を変えて、何度も同じトラブルや問題が発生
しています。

 個人の場合も、時期や場面を違えて、結局は同じ不満や怒りを感じる
ようなトラブルを引き起こしています。

 その発生事実を丹念に追っていくと、いずれも、そのトラブルが一定
の期間をおいて、定期的に発生していることがわかってきます。

 これが、いわゆる「パターン化された問題」です。


 もっともわかりやすい現象は、その人の恋愛傾向です。

 人と出会って、付き合い始めて、ラブラブな関係になり、しばらくの
時間が経つと、いずれ破局を迎える。

 これを何度も繰り返す人がいます。

 しかも、恋愛対象となる相手ははいつも異なるタイプにも拘らず、
付き合い始めるプロセスと、破局に向かうプロセスは、毎回同じ。
 破局した原因も、突き詰めていくと、毎回同じ理由です。
 
 破局を食い止めようと、必死に相手と話し合おうとしても、その話し
合いの中で決定的な地雷を踏んでしまい、自爆していきます。
 
 こういうタイプの人は、職務経歴を見ても同じ傾向なんです。


好きな時に収入を得られる自由を手に入れる

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 昨年から、個人の方からの個別面談(キャリア・カウンセリング)
で、「収入」「稼ぎ方」に関するご相談が急増しています。

 というのも、30〜40代で、こういう方が増えているのです。

「勤務先からリストラされてしまいました。
 転職活動をしてみても、ハローワークにいい仕事はありません。
 これからどうやって仕事を見つければいいでしょうか?」

「勤務先で、リストラ候補に入ったと上司から報告がありました。
 この先どうやって稼いでいけばいいのか、途方に暮れています。
 住宅ローンだって抱えているし、子供はこれから進学するし…」

 原因は、リストラだけではありません。

「ずっと自営業で仕事をしてきたのですが、震災以後、まったく仕事の
 依頼が来なくなってしまいました。貯金もあと少しで底をついてしま
 います。これからどうやって稼いでいくべきか…」

「長年の我慢が限界にきて、ついに離婚しちゃいました。
 シングルマザーとして、これから稼がなくてはなりません。
 でも、40歳を過ぎると正社員の求人がなくて愕然としています」 


 上記をお読みになって、どのように感じましたか?

 今の日本の経済状況では、誰にとっても他人事と思えない事態です。


 いま会社員の人は、勤務先企業の業績が悪化すれば、誰でもリストラ
の対象者になる危険があります。

 特にリストラされやすい条件の人、失職しやすいタイプの人は…。

・非専門職、一般職、定型業務担当者
・パート、派遣社員、契約社員
・課長以上の管理職のうち、業績が低い人
・35歳を過ぎても、まだ役職に就いていない人
・業績主義の人事制度で、個人目標が達成できていない人

 また、輸出中心の事業展開をしている企業は、この円高のせいで、
いくら仕事をしても利益が得られなくなっているので、危険です。

 単純作業を受託しているタイプの事業は、容易に仕事がアジア諸国に
奪われてしまうので、いつまで企業が存続できるか危うい状況です。

 一度、企業に就職したら「定年まで安泰」と言える人は、もはや
ごくわずかの特権階級となってしまいました。


なぜ、あの人は困った言動をするのか?

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 企業のコンサルティングでも、個人向けのカウンセリングでも、よく
相談されることがあります。

 それは、
「○○さんを、何とか説得してもらえませんか?」
「○○さんを、うまく説得できる方法を教えてもらえませんか?」

 この「○○さん」の部分には、部下の名前、上司の名前、家族の名前、
クレーマー顧客の名前、ご近所の人の名前、などが入ります。

 ちなみに、あなたなら、「○○さん」の部分に該当する人として、
誰の名前が思い浮かびますか?
 
 ご相談で多いのは、「○○さん」とは、「ウチの社長」「ウチの専務」
「ウチの部門長」「私の直属上司」「ウチの部下」「最近の若者」です。

「ウチの社長を、何とかしてください!」
「ウチの専務の暴走を、何とか止めてください!」という具合に。



 実際に、相手がどのようなタイプの人であっても、効果的に説得して
いく「まるで魔法のような説得技法」は確かに存在します。

 私自身も、コンサルティングやカウンセリングの場で、問題を解決す
るために、そういう技法の一部をチラリと使うことがありますので、
それをご期待されているのでしょう。

 拙著『ザ・チェンジ!人と職場がガラリと変わる12週間プログラム』
http://amzn.to/f3C2Pq では、困った人を次々に説得していく場面の
会話や技法の一部を、少しだけ書いています。
 

 
 ところで、その「○○さん」は、どうして、そんな困った言動をして
いるのでしょうか?


才能を存分に活かすことが、本当に生きること

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。
 
 東日本大震災から1年。
 昨日(3月11日)は、ラジオやテレビで追悼番組や特集番組が報道
されていましたね。

 亡くなった人が残したメッセージ。
 残された人の言葉。
 いまなお避難生活を強いられている人の現在の状況。
 ボランティア体験談。
 震災をきっかけに、生活や仕事を変えた人のお話。
 ……。

 私の自宅は地デジ化以降テレビが映らないので、昨日はずっとラジオ
でJ-WAVEの番組を聞いていました。

 特に気になったのが、たくさんの夢や希望を持ちながら、それを
叶えることなく亡くなってしまった多くの若者たちです。

 そういう人たちに思いを馳せて、彼らの無念さを思い、
「生きている間に、残された自分は思う存分にすべきことをしよう」と、
心に誓って、生き方を見つめ直した人も多いようですね。

 実際に、個別面談(キャリアカウンセリング)にお越しになる方は、
この1年で非常に多かったのです。

 ご相談で多かったのは、こういうテーマでした。

「もっと自分らしく生きたい。
 今とは違う仕事、別の生き方をしたいので、キャリアチェンジを成功
 させる方法をアドバイスしてほしい」

「今の仕事は、自分が本当にやりたいことではない。ヤリガイもない。
 では、いったい自分は何をすればいいのか?」

「もっと真に自分らしい、個性や才能を活かした仕事をしたい。
 でも、それが何かわからない。どうやって見つけるのか?」

「何かをしたいと思っているのだが、いったい自分は何をしたいのか
 がわからない。どうやって夢や目標を見つければいいのですか?」

 これは、いずれも、震災をきっかけにして、自分の人生やキャリアを
考え直そうという方々です。


あなたは、明るい未来が見えていますか?

  こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。

 先月は、スウェーデンの首相が、全国民に「75歳まで働き続けるよう
に」というメッセージを発信したことが話題になりましたね。
 この原因は、年金制度の破たんです。

 もちろん周知の事実ですが、我が国・日本の年金制度は、とっくの昔
に破たんしています。

 私たち現役世代が70歳を超える頃には、おそらく小学生のお小遣い
程度しか年金はもらえないでしょう。

 それなのに、医療制度と医療技術のお蔭で、日本人の平均寿命は、
恐ろしく長くなっています。

 60歳で定年を迎えてから90歳で亡くなるまで、夫婦二人が生きてい
くのに必要な金額をご存知ですか? 1億円です。

 それなのに、これから10年、20年先の日本経済を予測してみると、
いまの日本企業の3分の1以上は潰れてなくなる見込みです。
 
 失業率は、今の何倍にも跳ね上がるでしょう。

 それを見越して、既に富裕層は海外移転の準備が終わっています。

 あなたの勤務先は、そしてあなた自身は、大丈夫でしょうか?

 働かなければ、経済的に干上がってしまいます。

 いま真剣に将来のキャリアを考えておかないと、大変なことになります。

 もう、誰にとっても、他人事(ひとごと)ではありません。


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プロフィール

門田近影
◆本サイト管理人◆
門田由貴子(かどたゆきこ)
組織変革コンサルタント、
キャリアカウンセラー
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